前略、派遣の冒険。

派遣社員が起業するとどうなるか

起業記2 起業アイディア

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起業記は月曜と金曜18時に更新します。

 

起業にはいろんなアプローチがある。どうしても起業をしたいのでなんでもいいから初めてる人、自分のスキルや技術を生かして始める人、社会の問題を見つけてそれを解決するために始める人もいる。ビジネススクール的には3番目の社会の問題解決型が主流だし、その方がビジネスプランを立てやすい。たとえば、どんな問題を解決するかがわかれば、その問題でどれくらいの人が困っているかが分かり、その数にサービスの単価を掛ければざっくりとした市場規模が出てくる。その数字を元に5年間の売り上げ計画を立てれば、それっぽく事業プレゼンが数枚出来あがる。でもどうなんだろう、僕は1番目や2番目の始め方も決して悪くないと思う。3番で始めてかっこいいプレゼンが出来ても、会社にキャッシュがなくなったら1番2番の方法でがむしゃらに稼がなくてはならなくなる。

話はそれたけれど、僕はエンジニア出身だったこともありVRやアプリなどいくつかの分野で起業アイディアがあった。何で起業するかはっきり決まっていなかったので、とりあえずそれらのアイディアを人と話して回った。

最終的に、お茶の分野でIoTプロダクトを作るという事に決めた。

アメリカでは急須などを使っておいしいお茶を淹れる文化がなく、お茶を入れる道具も市場にそれほど出回っていない。ただ、近年健康志向の高所得者層がコーヒーや炭酸飲料からお茶へシフトしてきている。かれらは美味しいお茶を飲みたいけれど、美味しいお茶の淹れ方やお茶を淹れる道具を持っていない。そこでぼくらはIoTを使ってお茶のボトルを作ると面白いのではないかと考えた。ボトルとスマホを連携させ、ボトルの中の温度などの情報を取得する。ボトルにはバッテリーとヒータを内蔵させて、温度コントロールを可能にする。ユーザは飲みたいお茶の種類をスマホから選択するだけで、あとは温度管理などをスマートボトルが勝手にやってくれる。このボトルがあれば、美味しいお茶をいつでもどこでも、だれでも淹れることが出来る。さらにアプリ内でマーケットプレイスを作り、ユーザが世界中の美味しいお茶を取り寄せることが出来る仕組みを作る。

これでやってみよう、そう決めたのが2015年の2月。