前略、派遣の冒険。

派遣社員が起業するとどうなるか

起業記-11 最高に孤独で最高にエキサイティングだ

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起業記は月曜と金曜18時に更新します。

 

僕の孤独な夏休みが始まった。

朝6時に起きて、朝食を食べて、7キロ自転車に乗って学校に行く。学校のジムでシャワーを浴びて、8時前に仕事を始める。

VISA申請、法人設立の事務作業をやって、プロダクト開発を行う。

電子基盤の設計をして、材料を集めて、半田付けする。

基盤の動作プログラムを書いて、テストをする。エラーが出れば改善する。

参考になりそうなプロダクトを買って分解して分析する。

製造業者をアリババで探して交渉する。

プロトタイプの3Dモデルを作って、3Dプリンタでプリントする。

夜になったら自転車で帰宅して寝る。

こんな作業を毎日、1ヶ月以上続ける。ほとんど誰とも話すこともない。

とっても孤独だ。2年前僕がイメージしていたCEOとは明らかに違う。

華やかなパーティーもないし、ビジコンでも負けるし、いきなり100万ユーザを獲得することもないし、突然お金持ちが現れて出資してくれることもない。

すごく孤独ですごく大変だ。

 

でも、ものすごく楽しい。

毎日毎日違う問題が生じて、毎日前進して、毎日世界が変わる。

夜はだいたいよく眠れない。不安で眠れないか、興奮して眠れないかのどちらかだ。

それでも毎日が最高にエキサイティングで楽しい。

こうしてプロトタイプは徐々に完成していった。