前略、派遣の冒険。

派遣社員が起業するとどうなるか

読書感想文 ユニクロ帝国の光と影/横田増生

 

ユニクロ帝国の光と影 (文春文庫)

ユニクロ帝国の光と影 (文春文庫)

 

適当評価 ★★★☆

読書感想文は水曜18時に更新します。 

 

タイトル通り、ユニクロの成功の裏にある光と影を書いた本。特に今まであまり語られることのなかった影の部分についての記述はとても興味深い。

敏腕経営者のように見える柳井社長のこんな一面も。

”柳井さんには、自分の中にあるコンプレックスというか、こんちくしょうみたいな感情をバネにしてビジネスに取り組んできたところがあるように見えました。” P.37

ユニクロが実践する徹底した品質管理は物作りをする者としてとても参考になる。不良品率0.3%なんていうありえない数字を実現する実行力はすご過ぎる。

一方で、タイムカードを押してから店舗に戻る社員の働き方や、社員のうつ病増加など、闇の部分も。

資本主義において、ギリギリで社員を酷使して利益を最大化した方が勝ちなのか。ワークライフバランスの理想を重視しすぎて資本主義ゲームに負けたら社員は職を失う。経営者の端くれとして、考えさせられる一冊。