前略、派遣の冒険。

派遣社員が起業するとどうなるか

起業記-13 もう少しだ。タスクはあと1000個だけだ。

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起業記は月曜と金曜18時に更新します。

 

プロダクトもほぼコンセプトが出来上がって来た。あとはソフトウェアを作っているCo-Founderと一緒に作業をする必要がある。Co-Founderはリモートで開発をしていたけれど、やはり一緒のテーブルで手を動かすと効率が上がることも多い。特にバグが出やすい初期段階では、一緒に作業する必要性がある。

そして夏休みも終盤になり、Co-Founderインターンも終わった。ようやくまたチームが1つになってビジネスをすることが出来る。戻って来たCo-Foudnerに感謝された。おそらく僕もインターンに言っていたらもうプロジェクトは流れていただろう。誰かがどこかのタイミングで踏ん張らなきゃいけない。だいたい踏ん張らなきゃいけないのは言い出しっぺであるCEOだ。

そしてソフトウェア担当のCTOと急ピッチで残りの開発を進めた。プロダクトをKickstarterに出すために必要なことがまだまだ残っていた。最終プロダクトのデザイン決定、製造コストと時間の算出、製造タイムラインの算出、配送コストの算出、各種認証の確認とコストの算出、マーケティング戦略立案実行、、、小さなことから大きなことまで本当にたくさんやることがある。そしてスタートアップにはお金もないので人を雇うことも難しい。要は、自分たちで全てやらなければならない。

その中でも、どうしても外部に頼まなければならないことがある。例えば、プロダクトのデザインやロゴ製作、ビデオ撮影などだ。僕らはお金がなかったので、数十万円を全て払うことが出来なかった。そのため、僕らは全コストの50%ー70%を支払う契約を交わしていた。残額は、Kickstarterが成功して資金調達が終わったら支払う仕組みにした。Kickstarterが失敗したら残額は支払わない。

もちろんこの契約をするまでには交渉が必要だが、この契約を取ると出費が減る以外にもメリットがある。僕たちがKickstarterで成功しないと残額が支払われないので、みんなプロジェクト中に協力してくれる。例えば、プロジェクトを支援してくれたり、フェイスブックでプロジェクトをシェアしてくれたり、彼らが出来ることを積極的にやってくれる。もしかしたら、こういった小さなステイクホルダーを増やしていくことが成功の道なのかもしれない。

こうしてプロダクトの仕上げとKickstarterの準備をしている間にもう秋になっていた。僕はこのタイミングで中国の製造工場を訪問することになった。