前略、派遣の冒険。

派遣社員が起業するとどうなるか

読書感想文 ひきこもらない/pha

 

ひきこもらない

ひきこもらない

 

 

適当評価 ★★★☆

読書感想文は水曜18時に更新します。 

 

僕はたまたま彼のドキュメンタリーをテレビで観て、気になって本を買った。

京大出身で、28歳の時に退職して、その後日本各地やタイを転々としている。東京でシャアハウスを作り、いわゆる社会不適合者の受け皿となっているらしい。

社会不適合者というと、引きこもりという印象があるけれど(すみません、偏見です)、彼はタイトル通り、引きこもらない。引越しを繰り返したり、軽井沢に別荘を買ったり、タイに住んだり。

彼の主張していることにはなぜか共感できる事が多い。気づけば僕も18歳の時から2年以上同じ場所に住んでいた事がない。ここ3年ではどれくらいだろう、、もう20回くらい住む場所が変わっているんじゃないだろうか。だいたい起業家は社会不適合者だ。何かが欠落している。そうやって自分を正当化して好き勝手しているだけかもしれないけれど。

 

本書ではところどころに気づかされる文章がある。

”ひきこもりは別に部屋にこもるのが好きでひきこもっているわけじゃない。一日中部屋から出ないというのも精神的にかなりキツい。だけどそれでもひきこもっているのは、いてもいい場所が他にないからだ。”

 

僕は彼の文章や比喩が好きなのかもしれない。

”1万3000円って財布に入っていたら5日くらい無敵な気分でいられるような額じゃないか”

 

普段気づかないことに気づかされる、そしてときどきくすっと笑える。忙しい日々の息抜きに読みたい本。