前略、派遣の冒険。

派遣社員が起業するとどうなるか

起業記-24 中国ビジット

 

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起業記は月曜と金曜18時に更新します。

 

SVPが無事に終わった。生産に向けて金型も出来ていたので、チェックをしに中国の製造業者をもう訪問することになった。このタイミングで、各種認証と倉庫の会社も訪問する。今回は上海から入り、杭州と深圳に行き、最後に香港に寄るスケジュールとなった。

前の記事で書いたけれど、このように中国国内の移動が多くなった場合にとにかく便利なのが中国の新幹線だ。スピードは日本の新幹線とほぼ同じで、値段は1/3くらいなので、結構気軽に便利に使える。新幹線のチケット予約はCtripというサイトが便利だ。ここでチケットを検索して購入すれば、QRコード付きのメールが送られて来る。新幹線の窓口でパスポートとメールを見せれば発券してもらえる。このようなシステムは革新的なものではないが、日本に比べるととても便利に感じる。日本でもネット予約が出来るかもしれないが、超絶使いづらい。まずユーザ登録しないと空席情報すら検索できない仕様になっているのは意味不明だ。日本が悪いとか中国が良いとかということではなくて、これはただのJRの怠慢だと思う。もっとやる気を出して欲しい。

一方中国の場合は通信が不便だ。普段Gメール、グーグルマップ、フェイスブック、ラインを多用しているが、中国に入った瞬間に全部使えなくなる。そんな時に必須なのがVPNVPNを介することで、上記のサービスが中国国内でも使う事が出来る。VPNはフリーのものから月額制のものまであるが、僕はインターリンクセカイVPNを使用している。ぼくは繋ぎたい時にネットに繋がらないと不安になり非常にストレスが溜まるネット依存症なので、安定性や安全性が高いであろう有料のサービスを使っている。

こんな感じで中国のインフラにも慣れてきたところで、今回の訪問の目的でもある品質チェックを行なった。品質は、最初のテストとしては悪くなかった。いろいろと改善点について議論をしてスケジュールを立てる事が出来た。ハードウェアは、直接会って物を触りながら話をするとオンラインに比べてスピードが10倍くらい上がる。とくに色、質感、品質については直接話さなければ進まない。そう言う意味で工場訪問というのはとても大切だ。

その後、配送担当の会社との打合せも終わり、各種認証も準備が出来てきた。あとはプロダクトの品質を上げて製造をすれば配送が出来る。

このとき2016年の11月。この段階で配送に向けて80%くらいは達成していた。あと20%だけだ。その20%を仕上げるのに、これまで以上にエネルギーが必要だということを僕らはまだ知らなかった。